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ここでは今となってはレガシーなDSi以前のコンソールに関連したHomebrewの研究をしていました。 初めての方は正面玄関(ホーム)よりお入りになり「館内の歩き方」をご覧下さい。
No. 3

R4で亜種のカーネルは動くのか?(実践編)

前回の調査編では多くの亜種カーネルがR4で動作する事を確認しましたが、
今回の実践編ではその遣り方について書いてみます。

現在もR4の亜種は増え続けており多様化してきました。
前回はそれらを以下の6タイプに分けました。
① R4 type
② N5 type
③ ? type
④ SDHC type
⑤ acekard type
⑥ DSTT type

先ず、①のR4タイプのM3-SimplyはR4のOEMなので兄弟のような存在です。
…なのでジャンパ・チェックの変更だけで動きます。
この作業は以前はバイナリ・エディタで行いましたが、
今はYASUさんのr4customを使用した方が安全で簡単です。

しかし、ここでは敢えてバイナリ・エディタでの方法を紹介します。
当研究所ではバイナリ・エディタを当たり前のように使うので、
慣れておいた方が良いからです。

バイナリ・エディタは"Bz"や"Stirling"等を好みで使用します。
ここではバイナリ・エディタの使用方法までは書きません。
予め"_DS_MENU.DAT"を復号化してからパッチします。
変更箇所は6箇所です。(レポートNo.2【 Column 1 】の※1参照)

バイナリ・パッチ

パッチ後には再暗号化します。

次に②のN5タイプは暗号化だけで動くようになるものと、
簡単なバイナリ・パッチと暗号化が必要なものの2種類です。
パッチは①と同様の遣り方で変更すればOKです。(【 Column 1 】の※2参照)
※2の場合はパッチ処理後に暗号化します。

N5はR4の亜種の中でも最低最悪の劣化クローン等と言われ、
余り評判は良くありません。
しかし、前回のレポート001の分類結果のように、
派生亜種が一番多いタイプでもあります。

因みに私のN5は評判通りの不良品でした。
多少熱くはなりますが普通に起動します。
しかし、一度リセットなり電源を切るなりすると暫くは起動しません。
カードそのものが認識されなくなります。(^^;

しかしながら亜種としては一番本家のR4に近い気がします。
実際、双方のDIFFを取ってみても僅かな違いしかありません。
少し前のバージョンまではバイト数まで同じです。

このタイプには本家R4には無い_AX_MENU.DATというファイルが有ります。
このファイルがどういう役割をしているものかは解明されていませんが、
新しいROMへの対応をこのファイルで行っている事が想像できます。

R4のカーネルを引き続きバージョンアップしていく道を選ばずに、
外部ファイルを参照する仕組みだけを組み込んで、
その後の対応は_AX_MENU.DATで行う事にしたのだと思われます。

暗号化で使用するツールは【 Column 1 】で2種類紹介しましたが、
どちらも暗号化と復号化が可能です。

chishmさんのr4cryptを使用する場合はコマンドライン・ツールなので、
"GUI.BAT"を用意した方が扱いやすいです。
"GUI.BAT"は【 Column 1 】で紹介したサイトに分かり易く書かれているので、
切り出してテキスト・エディタで保存するだけです。

但し、暗号化する元のファイル名はYSMenu.ndsに固定されますし、
復号化する対象のファイル名は_DS_MENU.DATで固定です。
処理前にリネームすれば済む事ですが面倒に感じる方もいる事でしょう。

YASUさんのr4encならドラッグ&ドロップが可能なので、
その様なファイル名の問題はありません。
しかし、YASUさんのサイトからは見つける事ができなかったので、
私はr4cryptを使うようになりました。

最近になって海外のサイトで発見しましたので、
【 Column 1 】に載せておきました。
機能的にはどちらも同じなので好きな方を使用すれば良いと思います。

因みに"GUI.BAT"での暗号化の操作は[2] [Enter]です。
復号化は[1] [Enter]です。

③と④のタイプは暗号化だけでOKです。

⑤と⑥はどの方法でも起動しません。
…と言うかこれ等はR4の亜種と言うよりAcekardやDSTTのクローンで、
インタフェースでR4のように見せ掛けているだけです。
実際、⑥の"R4III SDHC v3.07E"をDSTTで起動させる事は簡単です。

尚、レポートは執筆時の環境や情報に基づいており、
現在では異なる場合があります。

 

【 Column 2 】 r4cryptをドラッグ&ドロップで使用する
"r4crypt"は本来コマンドライン・ツールですが、
"GUI.BAT"を使用する事で簡単に使う事ができるようになります。
唯一、使い難いところはファイル名が固定されてしまう事でしょうか。

今回はドラッグ&ドロップ対応にしてこの問題を解決してみました。
"GUI.BAT"は多機能ですが取り敢えず暗号化と復号化ができれば事足ります。
そこで"暗号化.BAT"と"復号化.BAT"を作ってこれに対応します。

以下が"暗号化.BAT"の中身です。

rem ---------ここから---------
@echo off
cls
d:
cd \
ren _DS_MENU.DAT _DS_MENU.BAK
r4crypt.exe -e %1 _DS_MENU.DAT
cls
rem ---------ここまで---------

テキストエディタでコピペして"暗号化.BAT"の名前で保存します。
"復号化.BAT"の中身は以下のようになります。

rem ---------ここから---------
@echo off
cls
d:
cd \
ren OUTPUT.NDS OUTPUT.BAK
r4crypt.exe -d %1 OUTPUT.NDS
cls
rem ---------ここまで---------

此方は"復号化.BAT"の名前で保存します。

これ等のファイルを"GUI.BAT"と同じフォルダに入れます。
どちらも"d:"と"cd \"の部分をご自分の環境に合わせて書き換えます。
例えば"r4crypt"や"GUI.BAT"が入ったフォルダが"C:\KOKO"なら、
それぞれ"C:"と"cd \KOKO"になります。

但し、フォルダを置くところはできるだけ階層の浅い単純なパスにします。
パス名にスペースが含まれたりデスクトップ等の複雑なパスは避けます。
[No. 3] 2009/04/20(月) NDS-その他 track back(0) comment(0)

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